丁寧な大騒ぎ

想いが今 クリアになっていく

デジタル・デトックスをしよう(1.ミニマリストになりたい)

 理想の姿は声に出してこそ叶えられると思っているので、最近のわたしはよく友人に「ミニマリストになりたいんだよね」と話しています(そうしたらこないだ「そのイメージあるよ!そぱちゃんよく家の片付けしてるもん」と言われました。はっ、バレてる。いやいやこれは良い傾向、だよね!うんうん)。

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 どうしてミニマリストに憧れるかというと、一言でいえば「すっきり心地よく暮らしたいから」。こんなにもストレスフルな社会で生きていかなくてはいけない中、ノーストレスで、とまではいかないかもしれないけれど、ストレスは出来るだけ減らしたい。家をもっともっと好きな場所にしたい。

 

 ミニマリストってモノをすぐ捨てる人でしょとか、物欲がない人の究極の姿だとか、執着がないというかモノの思い出とかに関心がないんじゃないのとか、そう思われる気がするんですけど、というのもわたしもかつてそのように思っていたからなのですが、ミニマリストがモノを捨てるのはあくまで目的ではなくて手段なんですって。本当に自分の好きなモノだけで暮らすために選び抜いていくとモノが減っていく、つまり断捨離は手段として選ばれるだけであってモノが少ないという状況は結果論なのです。

 

 ミニマリストの定義や感覚は人それぞれですし、答えは恐らく出ません。いつになったら「わたしはミニマリストなのよ!」と人に堂々言えるのか見当もつきません。もしかしたらわたしがミニマリストであることは、誰かの評価ではじめて形を成すのかもしれないですし、わたしが宣言しさえすればそこがスタートになるのかもしれません。ひとまず今のわたしはミニマリストになるべく精進しているさなかであって、その立ち位置に何ら不満はないのです。いろんな情報を精査して、取り入れたいものを取り入れて、「わたしらしさ」を突き詰めたいなあと思っています。目標は家にあるモノすべてに所持理由を語れるようになること。こだわりがちなわたしの性格を生かすにはもってこいの生き方!(笑)

 

 二年ほど前は「シンプリストになりたい!」と思っていたのですが、シンプリストはミニマリストを経てから(あるいはミニマリストを目指した結果として)成るものかもしれないなというのがここ最近のわたしの考えです。別に部屋をすべてモノトーンに統一しようだとか、無印の家電しか買わないだとか、そんなつもりはまったくなくて。わたしは好きなモノや憧れのインテリアがたくさんあるので、もしミニマリスト指針みたいなものが仮に存在していたとしても従っていたかどうか怪しいですね……。だから「一日一つゴミを捨てよう」とか「服は何着以下にしよう」とか、そういうルールは設けていないです。だってめんどくさい。いや明らかなゴミはすぐ捨てろ。あ、めんどくさがりさんや掃除嫌いな人ほどミニマリストに向いているってよく聞きます。

 

 ちなみに、反対の意味の「マキシマリスト」を否定する生き方ではありません。そもそも誰も否定はできないはずだし。ただわたしは「マキシマリスト的な生き方」はもう選びたくないのです!つまり、迷ったらどっちも買っておこう、なんか微妙だけどとりあえずこれでいっか、いつか役に立つかもしれないから買っておくか……とか!とかとか!そういう「いつか」は一生来ないんじゃ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!すみません荒ぶりました。NO妥協。わたしはもう「100均だしィ失敗してもいっかァ」なんて言いたくないんです……100均のクオリティがどうのではなく買い物のマインドの問題です……。100円でも1,000円でも10,000円でもわたしが納得できる「わたしがそれを買う理由」がほしいのです。伊達にバターケースを買うのに何年も迷ってないのよ(これは迷いすぎだけど)。

 

 ちょっと話はそれるのですが、先日友人とランチしたときに、友人が「このお店に絶対また来れるという保証はないから、わたしは一番高いランチメニューであっても、そのとき食べたいものを食べることにしている」と言っていてうはぁぁぁっぁぁかっこいいいい!!!!と感銘を受けました。即座にわたしも真似しました。てへ。あと、「いつか/まだ使えるかも、まだ取っておこう」という感情はもちろんわたしにもあって、だから……タオルが……多いのや……だってタオルは最終的に雑巾として使えるじゃない……ごにょごにょ……むずかしいよね……うんうん……そぱお掃除すき……(あっそうですか)。

 

 

 

 とまあ、こんな日々を送っています。そんな中、先日「デジタル・ミニマリスト」にかんするとある本を読みまして。大衝撃でした。デジタル面においてもミニマリズムの考え方を持ち込むことは可能であるし、やるべき課題だと思ってはいました。それも喫緊の課題としてわたしの前に立ちはだかっていることも。ということで次回はここから書きたいと思います。

 

 

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かるく なんでも 捨てられる この時代

すべて なにを やるのも 僕ら次第

だから 表現力 精神力 大事なのは自分のハート

光をあびて ときはなつ ぼくらのロケット そのちから

表現力 決断力 大事なのは自分のハート

嵐 『時代』(2001年発売)より一部歌詞を抜粋

 

わたしはこの曲を聴くたびに「何を参考にしたっていい、決めるのはわたしだ、わたしが納得してわたしのことを大切にしてわたしのために暮らしを整えよう」と思うのでした。

 

 

注)挿入写真は無料サイトからダウンロードしたフランスの写真です