丁寧な大騒ぎ

想いが今 クリアになっていく

いつか来るその日に備えて

 ジャニーズJr.の林翔太さんが一般女性と結婚されたとの発表がありました。そして同時にジャニーズJr.を卒業するとのことで、今後は"いわゆるCDデビューはしていないけれどデビュー組と名前が同列にある俳優組のひとり"になるのだと思います。ファンクラブもできるのかな!新たな道に進む林くんの報告を読みながら、思いのほか落ち込んでしまった他担のわたしが、来たるべき日に備えてブログを書きます。起きてもいないことに思考をめぐらすなんて馬鹿げているかもしれないけれど、備えあれば憂いなしともいうじゃないですか。未来のわたしを救えるかな...…救えるといいな……。

 

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 未婚かつ恋愛対象が女性である(or と推測される)男性を好きでいる以上、いつか直面するかもしれないビッグイベントが結婚だと思っています。古い概念で言えば結婚適齢期にいるわたし自身、友人が結婚したり婚約したり同棲を始めたり、まわりが徐々に結婚モードになっていることもあって、ただでさえ考えさせられるものです。つい最近も、15年来の付き合いの友人と「同級生のOくん、結婚するんだって。しかももう子供もいるんだって」「え~~!知らなかった!どこ情報?」「うちの親(笑)」「親怖い(笑)」「中学の同級生の半分くらい結婚してるんじゃないのもう」「ありえるな……」といった話をしたばかりでした。

 

 

 先日の生田斗真さんの結婚報告にもショックを受けて、タイムラインに流れてゆくいくつもの祝辞を「なんでみんな祝えるの!?」という謎めいた視点からの感情(怒りなのか単なる疑問なのか分からない)とともに眺めていました。

 斗真くんは、ドラマで見たり舞台を観に行ったりはしているものの自担ではないし、情報をきっちり追っているわけではないのに。わたしの世界では「斗真くん」と「結婚」はぜんぜん近いところにないカードだったからなのか、相手が知っている女優さんだったからなのか(ピチレモン時代しか知らないけど)、匂わせることもなく問題を起こすこともなく結婚に至った非の打ちどころのないような"結果"だったからなのか。失恋じゃないのに失恋したような気持ちになってしまいました。そしてそのときのツイートがこちら。共感してくれる友達がいてうれしかった……。

 

 

 そして二週間が経ち、何度も何度も「生田斗真」「結婚」の文字を見て目と脳が慣れてきた頃、すっかり「斗真くん結婚か~~~おめでたいことだよな~~~」という呑気な思考にシフトできてきた頃です、林くんからの報告がジャニーズジュニア情報局内で掲載されました。あまりにも突然でした。メールが届いた時点で「これはジャニーズを辞めるか、Jr.卒業か、どちらかの報告って雰囲気だぞ……」と思いながら情報局にアクセスし、目に飛び込んできた情報にくらくらしてしまいました。待ってくれ...…これは予想だにしていなかった...…。

 

 

 一言でいうとしんどい、です。林くんが結婚することも、お相手が年上であることも、斗真くんよりはるか長い交際期間であることもすべて(密着取材のときはちゃんと自分で作ったお弁当だったんだろうけど、元々林くんが料理をするのかをわたしは知らないので、お相手は料理をしない人なのか一緒に住んではないのかそれとも怪しまれないために自分で作ると言い張ったのか知らんけど~~~って想像したのもいけなかった)(誰かのものになってしまうのがしんどい、という考え方はしなかったけど、彼にとって優先すべき相手がすぐ横にいることへの安心や嬉しさと同じくらい寂しさを感じる人がいたら、その気持ちはわかる気がします)。

 でも何より「寺西くんにもこういうことがあるかもしれない」とハッキリ知らされた気がしてそれがとてつもなくしんどいの。...…林くん、踏み台にしたみたいな書き方と発想で本当にごめんなさい。

 

 

 

 林くんの報告文章を読んで携帯を閉じてしばらく動けなくて。むりやり笑って「いやわたしが固まってどうするの!夕食作ろうね~は~い立ってくださ~い!」って独り言を言って無心で人参の皮むきをして細切りをしていたよ。溜息を何度吐いたか。ちょうど今日買ってきたビールを飲みながらじっくり考えようとしたらビールが美味しいことしか考えられなかったよ(これはただのバカ)。

 

 

 どうしよう。いつかそんな日が来るのかな。いつか、何てことない平凡な平日の夜、そこそこ頑張って働いた日でもいいしみっちり働いて目と肩と心がくたくたに疲れ果てた日でもいい、いつも情報局からのメール受信にタイムラグが何分何十分とおきてしまうわたしのメールボックスにスン!と澄まし顔して届いたメールを開くと「寺西拓人からのお知らせ」って書いてあるんだよ。ああなんてリアルなんだろう...…。

 

 

 斗真くん、林くんの例に鑑みると寺西くんには現在進行形で恋人がいるかもしれない。あんなにたくさんお料理をしているのは料理研究家の美人彼女がいて教えてくれるからなんじゃないか……。「いやジャニーズなんだから彼女なんているに決まってるでしょw」みたいな外野の声は無視。

 寺西くんがどんなに他担殺しのリア恋ジャニーズJr.で、SHOCK幕間に「あの子誰!?」と年上のお姉さま方を幾度もかっさらってきた事実があったとしても、それでもわたしは"現実との見境もつかないくらいのガチ恋勢"ではないのです。寺西くんがジャニーズでない時間・場所・設定で出会って恋に落ちて結ばれることを求めてそのために血眼になって追っかけているわけではない。もしファンとしてではなくて知り合えたら何を話してみようかな~とかこんなおしゃべりしたいな~とか、町中華デートしたいな〜とか出来合いのお惣菜を並べて「今夜は手抜きだけど豪華な夕食です!」「そこは逆接でいいの?笑」って笑いあいたいな〜とかそういうことは考えるけど。

 

 

 寺西くんほど素敵な人に、とっても素敵な恋人がいることは自然といえば自然で(いないことが不自然という意味合いではない)。寺西くんほどの気を遣える人がこちらを不安にさせるような発言をしないこともわかっているしだからわたしは大好きなんだし。寺西くんが結婚を「幸せ」「幸せになるひとつの道」などと捉えているのであれば結婚自体に反対はしないかな、わたしはね。自分だけが幸せになりたいというのであれば首根っこ捕まえますが!そんなことはないでしょう。そんな人だったらわたしがファンになってない。

 

 

 よく「ちゃんとアイドルしてくれればプライベートはどうでもいい」という考え方を見聞きしますが、わたしはこれに近いかなと思っています。近い、と濁すのは100%共感ではないから!だってどうでもよくはないもの。

 できれば、できることならば、プライベートでもわたしの理想でいてほしいって思ってしまう。わたしと付き合わなくてもわたしに気に入られるために生きているわけなんてないことは当然わかっていても、それでもわたしの理想でいてほしいって、思ってしまう。煙草は吸わないでほしいし、いつかのプロフィールや雑誌の企画で話していたような恋愛観でいてほしいし、ちょっとしたことも覚えていてわたしを喜ばせてほしいし...…ってわたしは彼女になった設定で話さないでくださいな(笑)

 わたしはたとえ作り出されたものであったとしても、「なんらかのそれ(便宜上それと表記)を"寺西拓人として世に放つのに適当である"と寺西くん自身が判断したもの」と考えられる以上は基本的にすべてそのまま受け取りたい。わたしがそれを好きか嫌いかはわたし自身の問題なので関係ないからね。だから寺西くんが結婚するって言ったら、時間がどのくらいかかるかは想像できないけど受け入れる(受け入れようとする)と思っています。

 

 

 好きの反対は無関心とはよくいったもので、未来を薄目で見ながら偉そうに同意してみるよ。いつか今と考え方が変わるかもしれないけれど、こわいけど、考え方が変わること自体は成長かもしれないし、何よりいまモヤモヤを放置して考えることを諦めるよりはよっぽどわたしの選択らしいしわたしは今のところこれで精いっぱい!

 寺西くんのことが大好きな自分が好きだし未来は現在の地続きだと思っているけど、どうなるかなんて分からない。それにもしかしたらその日は来ないかもしれない(物理的に来たとしても)。その日が来る前にファンをやめれば傷は減るかもしれないけど、今この瞬間から未来に起こりえるすべての歓びに出会えないなんて悲しいので、今日も寺西くんのファンでいます。

 

 

 今のところ言えるのは、その日、わたしはツイッターに来れないかもしれないということとタイムラインに流れるフォロワーさんたちによるおめでとうツイートを真正面から見ることはできないということ!!!!!!!いくら仲の良い友人であっても、わたしが思考や判断をコントロールするわけにはいかないので勿論祝福を咎めはしませんが、わたしはきっと思考が停止しているはずなので、どうかどうかやさしくしてね(最後に甘えを入れるな)。今日のところは以上です〜

 

 

写真は人参を無心で切った結果です。たらことマスタード