丁寧な大騒ぎ

想いが今 クリアになっていく

わたしとエイトと十五祭

十五祭(関ジャニ∞のコンサート)に行ってきました!一言で表すならば「超楽しかった!」なのですが、それだと的は射ているけれどあまりにも勿体ないのでもう少し長く話したいと思います。

 

 

「妹と行く予定だったんだけど行けなくなっちゃって、もし良かったら一緒にエイトのコンサート行ってくれない?というか隣でわたしを支えて欲しい(笑)」と友達に誘われたのは、一緒に海に行った帰りの電車内でのことでした。

いつか行ってみたいな〜、くらいのゆるい夢というのは大概叶えにくい(だって全身全霊で掴みに行かない)からだと常日頃から思っているため、こんなチャンスはそんなにあるものじゃない!と判断し、節約のために現場を控えなくちゃ・生活費の見直しをしなくちゃと考えていたそれまでのわたしを一旦脳内から退散させ、その場でOKの返事を。そして彼女のイチオシの『Street Blues』を聴かせてもらい、想像していなかったお洒落さに楽しみを膨らませました。そりゃ安田さん、ジャズの舞台に出るわ…………わたしはチケット取れなかったけど……(ちなみに関ジュで応援したいのは佐野くんですガンバレ佐野くん!)。

 

 

それから程なくして、友達からセトリ表(この曲はC&Rがあるよ!などの解説付き)とプレイリストCD全3枚をいただきました。いや待って。こんなに尽くしてくれるなんて聞いてない……最高……(うそ!LINEで聞いてた!そもそも好きなものシェアが大好きな仲なのでいろんなものを貸し借りするんだけれど、その際にいつも一筆添えてくれるような丁寧な子だからわかるっちゃわかるけど!それでもさぁ〜〜こんなことある?全世界に自慢したいのでします!ありがたすぎるね)!!!

 

ウォークマンに入れるのにやや手こずってしまいましたが、無事に移動中も聞けるようになってからは、何度も何度も聞きました。『無責任ヒーロー』とか『前向きスクリーム!』とか元気な曲は出勤前や眠れない夜に聞いて(アドレナリン出まくる)。もうそれだけでライブがとっても楽しみになっていて。だって素敵な曲があまりにも多いんだもの!わたしは『大阪ロマネスク』でメロディの美しさに泣いてしまうくらいに聞き惚れました。恋をするなら、に続くフレーズは坂本昌行しか知らなかったわたしですが、「御堂筋から」も常識になりました。坂本昌行さんが大阪出身だったらたいへんだった。御堂筋って大阪のどこらへんなのか分かっていないので、大阪に行って確認してこようと思います(遠征予定が年内に三度もある)。

 

ちなみに一番のお気に入りは『イッツマイソウル』です!めっちゃすき。めっっっっちゃすき。歌詞もテンポも。メロディというか「この音の次がこの音」みたいなのがめちゃめちゃ好きのツボにはまってしまったので、カラオケで歌えるように練習したい。マジで好きです(告白みたいになっちゃった)。

 

 

 

わたしがジャニーズ嫌いだった頃、関ジャニ∞と言えば大阪ないし関西ラブ!を前面に出してるグループというイメージがありました。それが個性だとか戦略だとかそういうのは分かっていなかったから、単純に「いつもにぎやかだな」くらいに思っていました。

時は経ち、わたしはひょんなことからジャニーズの沼に落ちるのですが、わたしのジャニーズ嫌いを直した張本人がエイターでした。彼はジャニーズJr.で、あんまり先輩のコンサートの見学にも行かないけれど、どうやらエイトには足を運んでいるようで(かわいいね〜)、グループを組んでからはたくさんエイトの曲をテレビやコンサートで披露していました。7人中何人が男エイターなんだろう(笑)コンサートの選曲ぜったいエイト多めを条件に話し合いスタートしてるでしょ(笑)というくらい、エイトの曲を披露してくれました。関西の子じゃないのにこんなにやってくれるの!と、多くのエイターさんを驚かせました。

 

そうです、Love-tune(ラブトゥーン)の萩谷慧悟くん(愛称は萩ちゃん)がわたしの生まれて初めての担当です。メンバーカラーは緑、担当はドラムです。ジャニーズJr.でドラムが叩ける子と言えば数年前から相場は萩ちゃんって決まっていて、カメラで撮られているのが恥ずかしいとか何とか言いながらばっちり叩きながら目線くれるような子です。塩バニラ顔の肌のきれいなイケメンです。

 

 

萩ちゃんが好きなエイトのことを知りたくて、レンタルショップでエイトのアルバムを借りました。めっっっちゃ楽しかったし、大阪色が全然見当たらなくてかっこよくて(わたしが大阪色を出している歌の良さに気づくのはもうちょい後、そう、今です)、好きな曲がたくさんわたしにも出来ました。WASABIがとりわけ好き。

Love-tuneを通して好きなエイト楽曲や忘れられない思い出を増やしてきました。初の単独ライブのZeppで初披露された『象』を聞いた隣の萩谷担が「しぬ……」と言いながらリアルに腰から砕けたので「生きよう!!」と言いながら起こしたり(謎)(『Dye D?』は生きていた気がする)、ライブ恒例となった『T.W.L』で「調子どうよ?」と投げかけられて「どうもこうもないよ!」とファンが返すちょー楽しいことをしたり。でもそのお勉強も、2018年に終わりました。Love-tuneは外の世界で、7人でいることを選んだからです。つまり、Love-tuneがエイト楽曲を披露することも、同時になくなってしまいました。

 

 

 

冒頭で触れた、今回の十五祭を誘ってくれた友人と出会ったのは、Love-tuneがジャニーズを去ってわりとすぐの、冬のことでした。

 

その頃は特にそこまで彼女からエイトの話を聞いてなかった(と思う)のですが、4月にドライブに行ったときに、たくさんコンサートDVDを見せてもらって、「あれ?!!あれ?!!エイトって踊るの?!!」とびっくりしました。ごめんなさい、Love-tuneを見ていたので楽器のイメージが強くて(補足ですがLove-tuneは一番で歌ってガシガシ踊ったかと思えば二番では歌って演奏して叫んで、マジのマジで体力おばけみたいな演出が得意です)(ちなみにドラムセットもステージ上を動くよ)。エイトさん、わたしが知らないだけで、歌うし踊るし楽器もするしアイドルもするし中国語で無限大歌うし……多才だなあ。

 

それに何より、わたしがまだどうしても話してしまうLove-tuneの話を優しく聞いてくれて、写真を送ったらかわいいね!かっこいいね!と共感してくれる彼女が丁寧に教えてくれる、メンバーのいろんな組み合わせの話や数々のエイトの愉快な話や「安田さんが!!!!!!!かっこいい!!!!!!!」という話を聞くたび、エイトは素敵なグループなんだなぁ〜と思うことが増えてゆきました。

 

 

 

でもそれは全部、なにかを通しての関ジャニ∞でした。Love-tuneや萩ちゃんを通しての関ジャニ∞。安田担の友人を通しての関ジャニ∞

 

 

 

実際に生で見たらどうなるんだろう。楽しみでいっぱいだったけど、ちょっぴり自分に対しての不安もありました。セトリ順の予習CDを聞いて、どうしても『キング オブ 男!』で泣いてしまう。泣くなら『T.W.L』とか『LIFE~(略)』とかのはずなんだけどな〜?(笑)『キング オブ 男!』はLove-tuneが結成した当初の、幻の4人時代に少クラで披露したのがはじまり。全てを捨てても挑めよ、夢を掴もうぜ仲間で、がすべてなんですよ。知らんけど。

 

 

友人に許可を取り、ペンライトはわたしが2017年の夏のEX・秋のZepp・冬のお台場・2018年の横アリで使い続けたキンブレタイプの公式ペンライトを持っていきました。周りのエイターさんに刺されたら、石を投げられたらどうしようとも思ったけど、そのときはそのときと思い。

あとほんっっっと勝手なんだけど、すばるさんのファンや内くんのファンも多く参戦されると見聞きして、もう一度言うけどほんっっっとほんっっっとに勝手に安心して「それを許容していらっしゃるファンがたくさんいるところなら、わたしも行っていいかもしれない……」「Love-tuneが好きなエイトをLove-tuneが好きなわたしが見に行ってもいいかもしれない……」と思ったというのもあります(レベルが段違いだと殴らないでくださいごめんなさいごめんなさいごめんなさい)。

Love-tuneの憧れていた東京ドームに行くのは、Love-tuneの単独コンサートが最初、と決めていたので、彼らが見たかった・わたしたちに見せたかった景色をエイトを通して見ることでならわたしはわたしを救えるかもしれない……し。

 

 

 

 

そして始まった、十五祭。オープニングの戦国時代巻物風の凝った映像でもう泣いてしまいました(わたしが「泣いた」というときは、あるあるの「泣きそう」ではなくてリアルに泣いたってことですご安心ください(?))。

わたしが入った東京千穐楽…………ちがうコンサートは千穐楽じゃなくてオーラスですね……は、会場入口に8人のBOYくんたち(彼らの特徴をよく捉えて作られたお人形さん)がお出迎えしてくれて、その画像をTwitterで見かけたときもうるっとしたけど、エイトは不自然に過去を切り貼りして今だけを見せようとファンを矯正させることなんてせず、「過去15年が今を作ってきたことは事実なんやで!」と優しく教えてくれるんだなあ。愛じゃんそんなの、愛でしかないじゃん。

 

 

でも、それはそれ。エイトは、十五祭は、「エモい」とか「お涙頂戴」とかそういうことに重きを置いてなんかいなかった。めっちゃ楽しかった!

 

 

内くんファンの友人のブログを予め読んでいたからそれは分かっていたつもりだし覚悟もしていたつもりだけど、コンサートを通して、やっぱりそうなんだなあと思わずにはいられませんでした。

▽友人のブログです!未読の方はぜひ。

この気持ちを忘れないように。 - 見つめた君の照れ笑いが今は正解

 

感じ取ろうと思えばいくらでも勝手に深読みして感じ取れる、でも彼らが生きていきたい今・魅せたい今・そして過去と未来はきっとそういうことじゃない。それもあるかもしれないけれど、それは全てでもなければ半数ですらない。

何度も何度も「15年ついてきてくれてありがとう」「俺たちをここまで連れてきてくれてありがとう」って言ってくれるエイトにうるうるする資格なんてわたしにはないかもしれないけれど、1000→1000000(動員数を意味する方程式です。パンフレット、表紙でグッと来たしめちゃめちゃかっこよかった。あとなんか彼氏がたくさんいた。やばい。USJ行ったことないけどそういえばわたしもこないだUSJデートした気がする)を成し遂げた彼らの誇りって、やっぱりファンの存在なんだろうなあ。

 

 

『T.W.L』はやっぱりちょっぴり笑いながらも目の端に涙が溜まりかけたし、わたしがLove-tuneにやってほしかったエイト楽曲ナンバーワンの『勝手に仕上がれ』は素敵すぎて楽しすぎて泣きました。あんなにC&Rができるのも知らなくて。一緒にOH~~~って歌えちゃうの、最っ高だね。

ちなみにだいすきな『Masterpiece』、だいすきな萩安パートにアッ……となった次の瞬間、特攻の博打花火で涙なんて吹っ飛びました。ほんと一瞬で涙って乾くものなんですね。特攻が怖くて怖くて苦手すぎてKAT−TUNのコンサートに興味があるのに映像すら見れないわたし、完全に油断していました。

 

…………萩安パートのやばさについて少しだけ語らせてください!うるさくてごめんなさい!

マスピは美勇人さんの脚が画面に収まりきらないほどの長さだと世界中に伝えられたことや(みゅは元祖・5mの脚を持つ男)、顕嵐が揺るぎない絶対的覇者として降臨した図も話題となりましたが、萩安がすごかったんです。やっすーが「Please don't change it, Everybody 一番大切な君と笑い合えるPlace」って歌うのもやばいけど、萩ちゃんがその返歌(返歌?)として「俺の行く先は ずっと君がいる」と言うのがマジでやばくてあの日の少クラ放送後に日本の各地で地割れが起きたしステージ前方に萩安だけがスポットライトを浴びて歌うその演出を見たときクラクラしたものです。萩安は不可侵領域。萩谷担はやっすーに全信頼を置いて生きていますいつもありがとう(重)(そして長い)

 

 

Love-tune関係なしに、いろんなところで泣いたけど(最近涙腺がゆるいので)ここからは何曲かピックアップして、楽しかった話をします。

 

 

無責任ヒーロー』をはじめとする、エイターのペンラの振り方の統一感とノリの良さはいったいぜんたい何?!?!?!尊敬。めっちゃ楽しい。3列前くらいのお姉さんとモニターを見ていれば、だいたいどんな曲も不器用の女王のわたしですら踊れてしまう(雰囲気でね!雰囲気)。たのしい。みんなちゃんと肩から回している。これぜんぶ、今までやってきたからできるんですよね...…ということはそれだけエイトさんとみんな一緒にいたわけで、何度も何度もやってきて、何度も何度も煽られてきて煽ってきて、何度も何度もペンラの海を見せてあげることが叶っているわけで、何度も何度も楽しんできてさ、……なんていうか、それだけで泣けてしまう。音楽番組で同じ曲ばかりやるなあと思っていた数年前のわたしへ、いいか、こたえというものはその場で出なくたって不正解ではないんだよ!と言いたい。入場前からも思っていたけど、単純にさ、エイトが好きな人たちが55,000人集まっている事実が本当に夢みたい。すごいことなんだよ。夢みたいだよ。

 

『Eightopop!!!!!!!』で君も既にエイターって言っていただけたから、わたしも安心してコンサートに参加できました。ありがとうございました。烏滸がましいけれど、わたしも許された気になれてうれしかったです。かしこ。

 

『一秒KISS』で村上さんのやばさに気づいたんですけれど、これって常識なんですか?!?!?!いつもあーなんですか?!?!?!もっとキャーキャー言われても良かったのでは?!?!?!あのキメ顔が渋谷ジャックとかしなくて大丈夫ですか?!?!?!もう一回見たい(心の声)

 

『アイスクリーム』はただでさえ曲がかわいいというのに、声もかわいいというのに、巨大なジャンボチョコモナカを持って歌う姿があまりにもかわいくてびっくりしました。わたしもあれほしい。これはCM用の歌なのですか?いやでもそれだったらチョコモナカが売れすぎて日本から姿を消すからちがうか。森永さん増産頑張ってください。話がそれた。錦戸さんと安田さんの共作と知って頭を抱えています。

 

『二人の花』はイントロから興奮するので、イントロを八周くらいしてからAメロに入ってほしいです。バクステ側で歌ってらっしゃったのでちょっと見えづらかったのが残念!でも目の前で大倉さん見たら死んでいたかもしれないから、なんとなくの記憶で補完しています。おかげさまで丸山さんを見逃しました。反省しろ。

 

 

メンカラを取り入れたバチバチのファッションが多いと聞いてたのでわたしはさりげな~~~く緑を取り入れて今回臨んだのですが(真緑じゃなくてカーキをチョイスしたことをさりげなくと言いたいならばそれはさりげなく、ではないぞ)、まあ、大倉さんの顔がすきですね。知ってた。安田担の友人は「(わたしを)大倉くんに落とすから」と別の友人へ謎の宣言をしていたのですが(笑)、まず大倉くんの顔のきれいさに抗える女っているのでしょうか。美アンド美オブ美ウィズ美。大倉くんにやられたいつかの音楽番組を見た後、短歌を五首も詠んだので、要はそういうことです。短歌歴は8年ですがブランクがありすぎてあまり詠めていません。どんな歌か気になった方はわたしのメディア欄を漁ってください。とにかく大倉くんは顔がきれい!!!!!!!!!!!!!!!!顔がきれいなメンカラ緑のイイ男がドラム叩いてるわけです好きにならないわけがないじゃんそんなの分かってた!!!!!!!!『ナイナイアイラブユー』の低音聞いたか?!聞いたよ!!ああやって精神的にヘッドロック蜂蜜掛けで攻めてくるのやめてください身動き取れません!!!!でも大倉くんを好きになったら破滅するし恐らく婚期を逃すのでおとなしくトリキいこ。というか一途な女じゃないと捨てられそう。ごめんわたしすでに掛け持ちなんです。でも重すぎる女も捨てられそう。じゃあわたしむりだ。そういや水道橋駅に着いたときにICカードの残額が517円でびっくりしたんだけど、大倉くんの誕生日は5月16日です。諸事情でこれは10年以上前から覚えているんですけど、どうしたわたし。まず落ち着いてほしい。

 

 

戻ります。次、『はにかみオブリガード』も素敵だった!横山さ~~~~~~~~~~~~~ん!ペンラ白にしたかったんだけどなんか生成色になってしまって諦めました。ごめんなさい。緑を振りました。代わりに横山さんのボウリング姿を思い出していました(例の死ぬやつ)。

 

『Black of night』の映像演出かっこよかった!中学の美術の授業で遠近法の練習をしたときにその技法にハマった人が映像を作ったんだろうな~と思うような(伝わってほしい)。この曲は、nightの「ナ」の音程が好きです。

 

 そしてメドレーが楽しすぎる。こんなにやってくれるの、というくらいメドレーをやってくれるエイトさんの体力、本当にすごい。大好きな『イッツマイソウル』が聴けてうれしかったっ!

 

 

 

え~、ここまで騒いできてどうやってブログを〆ればいいかわからなくなりました(笑)映像でのメッセージや、最後の8体のBOYがトロッコで出てきた感動とか、最後の最後の演出とかについても書こうと思ったけれどまとまらないのでやめます(笑)そうだ、『無限大』(WEC)をわたし歌えたんですよ!なんで?わたしも実はエイターだったの?自分でも驚きました。歌えて良かった……!

 

こうやって書き出してみて分かったことがいくつかあります。安田担のわたしの友人はやっぱり優しいということ。関ジャニ∞関ジャニ∞として見ることが出来て、わたしはまたひとつ前に進めたということ。エイト楽曲はかなりイケているということ。ひたすらに楽しかった夢みたいな時間が夢じゃなかったと気づくのもまた夢みたいに楽しいということ。最高のコンサートに行けて幸せだということ。関ジャニ∞はすてきなグループなんだということ。ここまで読んでくださってありがとうございました!

 

 

f:id:handakuten_no_ha:20190907213754j:image